「ペン習字を習っているのになぜ上手く書けないのか?」
「日常的に美文字を書くにはどうしたらいいの?」
このような悩みを抱えていませんか?
ペン習字を習っているけど、上達している実感がないと辛いですよね…。「練習する意味あるのかな?」とネガティブな気持ちを抱えていませんか?
今回はペン習字を習っているのに上手く書けない理由と上達するためのコツについて紹介していきますので、自分の字が伸び悩んでいる方はぜひ最後までご覧ください。
ペン習字上手くなれない4つの理由とは?

ペン習字を習ったものの、なぜ上手く書けないのでしょうか?
「自分の練習の仕方が悪いのだろうか?」「納得いく字が書けない」と思い悩んでしまいますよね…。
なぜ上手くなれないのかその理由について以下の4点を紹介していきます。
- とにかく書けば上手くなると思っていた
- 写し書きすれば上達すると思っていた
- 自分の字の癖を把握していない
- 独学にこだわる
わかりにくいポイントもあると思いますので、説明を加えていきますね!
1.とにかく書けば上手くなると思っていた

量を重ねれば上手くなると思っていませんか?その答えは「No」です。
例えば野球でも素振りをしますが、基礎・基本を学ばずに練習を繰り返すと、上達するまでにとにかく時間がかかります。
同じ字ををずっと書き続ければ、上手く書けるかもしれませんが、他の字を書いた時は対応ができません。
字のクセや上手くなるコツを知らないまま、ひたすら書き続けることは時間の浪費に繋がりかねません。書く量を増やすよりもまずは問題を把握することから始めましょう。
2.写し書きすれば上達すると思っていた
写し書きは上手くなるコツを掴みやすいため、おすすめです。
しかし日常生活で字を書くときは常にお手本がない状態がほとんどだと思いますので、いつも美しい字を書けるようになりたいですね。
学生時代に使っていた練習用紙には線が書いてあったことでしょう。自分の感覚で書くとお手本通りに書けない可能性があるので、線の多い練習用紙に書いて見比べる方法がおすすめです。
3.自分の字の癖を把握しきれていない

自分の字の癖を把握するところから始めましょう!しかし「字が上手い人との差はなんだろう…」と思いますよね?
そのときは思い切って、添削者のいる通信講座で習うのも手でしょう。
値段が少々張ってしまうのがデメリットですが、適切なアドバイスをもらうことができますし、買い依然するポイントがわかるので修正することができます。
4.独学にこだわる
直前の話に繋がってきますが、独学にこだわるのはやめましょう。出費は多くないですが、何年も積み重ねてきた字を自分の力で短時間で変えるのは至難の業です。
適切なアドバイスをもらい、早くきれいな字を書けるようになるのがおすすめです。
独学はとにかく時間がかかることがデメリットです。自分でコツコツ練習していく必要があるので、心が折れやすい方は方向転換をしましょう。
ペン習字で上達するための6つのコツとは?

どうすれば日常的に美文字を書くことができるのでしょうか?ペン習字で結果を出すためにどのようなコツを意識するべきなのか、以下の6点について紹介していきます。
- 右上がりを意識
- 等間隔に書く
- 中心線をイメージする
- 美しい字を観察する
- 手本を見ずに書く
- 毎日15分でも練習をする
言葉で伝わりきらない部分も多いと思うので、写真も交えて説明していきます。
1.右上がりを意識

真横で単調

右上がりで流れる印象
ひらがな・漢字を書くときに横画が頻繁に出てきます。その際に「右上がり気味」に線を書きましょう。
角度をつけすぎるとキツイ印象を与えてしまうので「約6度」右上がりに書くことを意識して、見栄えを良くしたいですね。
2.等間隔に書く

例えば「田」は文字の中の空白を等間隔にそろえると綺麗に見えます。

このように縦画が右に寄っていたり、文字の中の空間がバラバラになってしまうと、崩れた印象を与えます。
空間をつぶしてぐちゃぐちゃに書くことはもっともNGです。
ポイントとしては空白のバランスが均等に見えるように配慮して書いていきましょう。
3.中心線をイメージする

文字を書くときには必ず中心となる線があります。マス目のある練習用紙を思い出してほしいのですが、必ず十字で点線が書かれているはずです。
その線を目安にお手本と照らし合わせて、写し書きをして練習を進めます。必ずどのお手本も軸となる線がありますので意識して書きましょう。
日常生活の中では中心線をイメージしながら書くことをおすすめします。
4.美しい字を観察する
練習をする時は写し書きをしながら体に覚えさせると思いますが、最終的にはイメージしながら美しい字を書くことが目的です。
学生の時は漢字の練習をしたり先生の文字をみたりと、整った文字をインプットできる時間がありましたが、大人になるとそういった機会がめっきり減ります。
「人がイメージできることは実現できる」という言葉があるように、書きたい字や美しい字のイメージが脳内にあれば必ず実現できます。
イメージが浮かばないのであれば書籍の中から見つけたり、今ではInstagramなどで検索をかけると探しやすいでしょう。
5.手本を見ずに書く
字を上手く書きたい目的としては実生活の中で使うことだと思います。実践するためにも練習方法も工夫したいところです。具体的な練習方法としては以下のステップに沿って進めます。
- 手本をみる
- 複写する
- お手本をみない
- 書く
写し書きをして満足していませんか?確かに練習して上手くなった気持ちになりやすいですが美文字のポイントを掴む練習方法が重要です。
ひたすら書き続けるよりも手本との違いを見比べて「何が違うのか?」と分析する時間が大事なので、美文字と比較した上で手本を見ずに書く練習をしましょう!
6.毎日15分でも練習する
毎日15分でも美文字と向き合う時間を確保しましょう。美しい字を習得するためには時間がかかりますが、自分の癖のある字に戻るのは一瞬です。
何年も積み重ねてきた字を簡単に変えることはとても難しいことです。勉強も同じですが昨日の復習と今日の学びを繰り返すことで、できることが増えて楽しくなりますよね!
1日15分間書き始める前は「やだなぁ」と思っていても、書き始めるとあっという間に時間が過ぎますし、続けることで習慣になっていきます。毎日の生活に少し時間を組み込んでみませんか?
まとめ

ペン習字でなかなか上達できない理由と上手くなる秘訣について書いてきました。
上達できない理由としては4点で
- とにかく書けば上手くなると思っていた
- 写し書きすれば上達すると思っていた
- 自分の字の癖を把握していない
- 独学にこだわる
上手くなる秘訣としては
- 右上がりを意識
- 等間隔に書く
- 中心線をイメージする
- 美しい字を観察する
- 手本を見ずに書く
- 毎日15分でも練習をする
こちらを参考にして頂き「一目置かれる自分」を想像しながら美文字を目指していきましょう!
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