【即効性アリ】字をきれいに書くコツ5選と意識したい作法2つを紹介!

ペン字

「字に自信が無くて恥ずかしい…」
「きれいな字を書いて印象を良くしたい…」

スマホやPCを使う機会が増えても、手書きが必要な場面も多いですよね。

冠婚葬祭や職場で書類を記入する時に「もっときれいに書けたらなぁ…」という思いをされた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで今回は字をきれいに書くコツについて紹介していきます。すぐに美しく書けるように解説していますので、ぜひ最後までご覧ください!

字をきれいに書くべき3つメリットを紹介!

PCやスマホが普及する中、業務内で手書きが必要な場面は多いと思います。

例えばメモ書きだったり書類の場合もあるでしょう。渡された資料が美しい字で書かれていたら嬉しいと思いませんか?

そこで字をきれいに書くことで起こる3つのメリットについて紹介していきます!

  1. 上品な印象を与えることができる
  2. 字を書く場面で困らない!
  3. 一生のスキルになる

1.上品な印象を与えることができる

字がきれいだと人から好印象を持たれやすく、見ていて気持ちがいいですよね。

その時の感情やコンディションが字には表れ、気分が良い時はのびのび書けたり、焦っている時は雑になりがちですよね。

しかし、相手がいつ自分の字を見ているかはわかりません。たまたま焦って書いたメモをみて「雑だな…」という印象を与えてしまうこともあります。

いつも美しい字を書くことはなかなか難しいですが、読み手に見やすい字を書けるように配慮することで、好感度は上がります

美文字を読んだ側の印象は以下の通りです。

  • 上品で落ち着きがある
  • まじめで几帳面
  • 育ちがよさそう

美しい字で書類や手紙を渡すことができれば、スムーズに内容を伝えることができますし、信頼感も上がるでしょう。

2.字を書く場面で困らない!

社会人であれば冠婚葬祭の経験をされた方もいらっしゃるでしょう。

その時に記名する必要があったり、招待状を送ることもあると思います。

しかし現在は字を書く機会はまれで、なかなか上手く書けないことも多いと思います。美しい字を書く人と比較すると自分が恥ずかしくなることもありますよね…

そこであらかじめ字をきれいに書けるコツを習得しておけば、どんな場面でも恥ずかしい思いをしなくて済むでしょう。

3.一生のスキルになる

体や声は年齢を重ねるごとに衰えを感じるため、スポーツなどの体得するスキルを磨いても、思い通りに結果を出せず悲しい思いをすることもあるかもしれません。

しかし、文字を書くことは衰えることなく一生積み重ねられるスキルです。

年齢の変化に捉われずに技術を高めることができるので生涯、字の美しさを追求することができます。

字が汚いことで与える2つのデメリット!

汚い字であることは相手にどんな感情を生み出すのでしょうか?以下の2点のようなデメリットがあります。

  1. だらしない印象を与える
  2. 文字が正しく伝わらない

1.だらしない印象を与える

汚い文字を見ると相手は雑でだらしない印象を感じてしまいます。

また読めない文字を書くと「配慮ができない」などと好感度をさげてしまうこともあります。

例えば就職活動の際に面接官は何百人もの履歴書に目を通さなければなりません。

字の綺麗さで採用を決めるわけではないですが、筆圧の弱いごちゃごちゃとした字で書かれた履歴書を読みたいと思う人はいるでしょうか?

面接官の方は丁寧に書かれた履歴書を読みたいと感じ「実際に会ってみたい」と思うそうです。

このように知らず知らずのうちに相手からの印象を下げてしまっていたら悲しいですよね。字を美しく書き印象を高められるように改めて見直してみるのがいいでしょう。

2.文字が正しく伝わらない

文字が相手に伝わらないことで思わぬ誤解を生むことがあります。

仕事の中ですれちがいが起こる可能性もあり、その影響によってやりとりが増え、思わぬ時間を費やすことになります。

字を整え、誤解を生まないようにしましょう。

意識すべき作法2つと字が変わるコツ5つ紹介!

美文字になるためには様々なポイントを意識することが必要です。

ここでは書くときの作法と文字の中で意識するべき2つの視点で紹介していきます。作法は基礎の部分となりますので、改めて見直していきましょう。

  • 作法編
  • 文字編

作法編

文字を練習する前に作法について確認していきましょう。生活していく中で気づかぬうちに目と字の距離が近く、上半身を伏せた状態で書いていませんか?

「美しい文字は書く姿勢から」ということで目と文字の距離を離して俯瞰して書くことで文字や文章のバランスをみることが必要です。

長時間練習しなくても見栄えの良い字を書くことができるので、美文字を書くための作法について紹介します。

  1. ペンを正しく持つ
  2. 姿勢を正す

1.ペンを正しく持つ

さっそくですがペンを自己流で持っていませんか?随分と前に持ち方を習ったものの時間の経過とともに正しい持ち方を忘れてしまった方も多いでしょう。

ペンの持ち方を振り返る機会ってなかなかないですよね。そこで改めて振り返ってみましょう!

ペンの持ち方は親指・人差し指で包むように押さえ、中指で支えるように軽く持つことがコツです。

たまにギュッと握りこぶしのようにペンを持つ方がいらっしゃいますが、小指に力が入り指を自由に動かすことができなくなります。

とめ・はね・はらい・曲線を思い通りに書くことができず、さらに無駄な力が加わっているためすぐに疲れます。

長時間文字を書く機会はまれかもしれませんが、簡単なのでこの際に見直してみませんか?

k2.姿勢を正す

姿勢が悪いことで文字全体のバランスが把握できず、中心線がぶれてしまいガタガタになってしまいます。

下記の2点を意識することで美しい字を書くことが出来ます!ぜひ意識してみましょう。

  • 背筋をのばす
  • 机と体の間に握りこぶしぐらいの空間をつくる

机と体の間に握りこぶしぐらいの空間を作ると、腕全体を自由に動かすことができます。

「書はひじで書く」というぐらい、ひじが自由に動くとまっすぐ美しい線を書くことが可能です。空間に余裕を持たせることで全体を俯瞰してみることができるため丁寧に書けるでしょう。

文字編

文字の印象が簡単に変わるポイントが5つあるので紹介します。

練習しなくても以下のポイントを意識して書くことで、ガラッと印象が変わりますので、ぜひご覧ください。

  1. 右上がり
  2. 等間隔
  3. 中心線
  4. 漢字とひらがなの大きさをわける
  5. 余白

1.右上がり

横画のある漢字・ひらがなの場合ですが、横画を通常よりも約6度ほど右上がりに書くと、全体のバランスが整い美しく見えます。

文字の左側に重心を置いている状態なので、右側が軽くなっているようなイメージです。

よく状態が良くなることを「右肩上がり」ともいい、良い印象を与えます。マス目のあるノートで練習するとわかりやすいのでおすすめです。

水平に書くと単調に、右下がりに書くと重心が右側にかたむき「右肩下がり」でマイナスなイメージをもたらすので注意しましょう。

2.等間隔

空間を均等にとってるので、バランスがよい

空間がバラバラなので見栄えが悪く、見にくい

空間を等間隔に保てるように意識して書きましょう。

例えば上記にある「田」「馬」など交差する線がある場合は文字の中の空間が等しくなるように書きます。

3.中心線

縦書きや横書きの場合、中心線が意識できていないと文章を書く際にバランスがとりにくく文字同士がガタガタになってしまいます。その結果読みにくいので気を付けるべきです。

文章全体の印象に関わってきますので、念頭に置きながら書くことが大事でしょう。

中心線がわかりにくい場合はマス目や中心線のあるシートで練習し、慣らしていく練習が必要です。

4.漢字とひらがなの大きさをわける

漢字は画数が多いので大きめに、ひらがなは画数が少ないため漢字に対して7割ぐらいのバランスで書きましょう。

大きさの対比ができることで、見やすく美しい印象を与えることができます。

5.余白

文字の中の空白を意識することで見やすさが桁違いに変わります。

例えば「鑑」「顧」などは画数が多いため、急いで書くと文字の中の余白が潰れてしまいます。

なるべく余白を崩さないように書くことで丁寧に書いている様子が伝わるため意識したいポイントですね!

効率良く練習する方法3選!

字をきれいに書くときに少なからず練習が必要になります。どのように練習をするか迷っていませんか?

そこで以下の3点の練習方法を紹介します。

  1. 書籍を購入
  2. 無料サイトで印刷
  3. 通信講座を受講

1.書籍を購入

書店に行くとペン字練習帳が並んでいると思います。その中から自分が好きな字をみて選ぶのがおすすめです。

著者が記されているため有益で、ネットよりも信頼できるアドバイスがたくさん盛り込まれています。

ただし懸念点としては本の中の練習スペースが少ないこと、独学でコツコツと学んでいく必要があるので、自分の用途によって選ぶのがよいでしょう。

2.無料サイトで印刷

一番手軽に練習できる方法が、ネットでお手本と練習用紙を印刷する方法です。

自宅やコンビニにコピー機がある状態であれば、今すぐに取り組むことができます。

しかしひたすらお手本を見ながら練習しなければならず、一人で進めるため途中で心が折れやすいのがデメリットです。

さらに練習帳のようになぞり書きが直筆で書かれたものではなく、フォントによって差が出るので初心者が美文字になるまでに時間がかかると思いました。

お金をかけず、すぐに練習したい方におすすめの方法です。

3.通信講座を受講

字をすぐに上達させたいと思ったときに一番効果的なのは、実績のある先生に添削してもらい、クセを認識して練習することです。

少々高額なのがデメリットですが、上達までの時間や的確なアドバイスがもらうことができ効率が良いでしょう。

早くスキルアップできるため「すぐに美文字になりたい!」と思っている方は通信講座がオススメです。

まとめ

今回は字をきれいに書くコツについて紹介してきました。

簡単にまとめると正しい姿勢とペンの持ち方を変える、横画を右肩上がりに書き、空間を意識することでガラッと印象が変わるでしょう。

練習しなくても今から改善できる方法もありますので、ぜひ実践してみてはいかがでしょうか?

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